2008年09月23日
フィルム・ノワール韓国版:卑劣な街
主演のビョンドを演じるチョ・インソンが光っていた。非情な面と甘い面を同時にもつキャラクターを巧みに演じていた。女性にはたまらない魅力では。初恋の相手ヒョンジュ(イ・ボヨン)も魅力あふれる。
フィルム・ノワールの韓国版とでもいおうか。韓国社会の殺伐とした雰囲気がリアリティーをもって楽しませる。「甘い人生」といい、この分野でも韓国映画の質は高い。
卑劣な街(2006)★★★★☆
(以下引用)三流暴力団組織のナンバー2、ビョンドゥ(チョ・インソン)。組織のボスと這い上がってくる後輩たちの狭間で、チャンスは一度も掴めない。組織内ですることといえば、踏み倒された金を回収する程度のつまらない人生だ。病気の母と二人の弟たちまで責任を負わなければならない。ゲームセンターの経営権まで、ボスの身代わりで監獄に入る後輩に奪われたビョンドゥは、再び絶望に陥るが、そんな彼にもチャンスがやってくる。組織の後見人ファン会長(チョン・ホジン)が、極秘で提案をしてきた。ファン会長は、一生面倒看てやるから、自分を苦しめる部長検事を処理してくれという要求をしてきた。ビョンドゥは苦悩の末に、危険ではあるが、賭けに出る。ファン会長と手を握ることで家族たちの生計の心配が消えたビョンドゥは、映画監督となって訪ねてきた同窓生ミノ(ナムグン・ミン)との友情も、初恋の人ヒョンジュ(イ・ボヨン)との愛も育てながら、人生が楽しいと思い始めた。そんな新しい人生に対する夢を育てたある日、ビョンドゥはミノに、誰にも話せなかった本心を打ち明けるのだが・・・ (引用終わり)
Posted by ivanisevic at 22:50│Comments(0)
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